Iwanの統合失調感情障害 生活発信ブログ

統合失調症と双極性障害を患ったIwanによる闘病生活を発信するブログ

薬とエピソード

どうも、Iwanです。
ご覧いただきありがとうございます。


今回は医者から処方されている薬についてとエピソード。
私が今現在、処方されている薬は、
エビリファイです。
30mg処方されています。


ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
エビリファイ30mgは1日に飲める薬の最大量となります。


この薬に至るまで、
薬をいろいろ変えてきました。
しかしどれも効果がなくて、
あるとき、脳がおかしくなってしまいました。


うまく表現できないのですが、
思考速度が低速状態になり、
考えるスピードや判断力が遅くなる状態になりました。
とにかく思考回路のレスポンスが遅いのです。
まるで脳からの伝達指令そのものが遅延しているような状態でした。


何をしようにも頭の中の思考はダラダラとしており、
体の動きは明らかにワンテンポ遅れ、
記憶力も悪く曖昧になっていました。
ちょっとした約束でさえ守れないくらい頭は働きませんでした。
自分で頑張って思考スピードを上げようにも全然上げられない、
意識、身体が非常に重くて動きが遅い印象でした。


そんな状態が2ヶ月ほど続きました。
私の闘病生活の中で特に一番症状が重いと自覚した時でした。
当時通っていた主治医に症状を伝えたのですが、
一向に良くなるような対応をしてくれませんでした。


「そういう症状は統合失調症の患者さんが通る道ですのでね」


と言うだけでした。
確かその時はセロクエルを中心に処方されていたと思います。
そして全然症状が良くなっていかないことに焦りを覚えて、
その主治医の勤務していた一般総合病院の精神科から、
精神病を専門に扱う精神病院に転院した覚えがあります。


転院した先の主治医に症状を伝えてみたところ、
エビリファイを徐々に増やしていき、
最大量30mg処方して様子を見てみようということになりました。


思考回路の低速状態が続いていた私としては、
どういう効果がもたらされるのか見当もつかなかったのですが、
私にはもうこれに賭けるしかなかったのです。


するとどうでしょう。
あれほど症状が酷かったのが、
見る見るうちに軽くなっていったのです。


頭もハッキリして、身体もスムーズに動かせる。
私の体はすっかり良くなっていったのです。
あの脳の低速状態は一体何だったのか、
私には全く分かりません。


主治医にも聞いてみたのですが、
詳しいことはよく分からないとのこと。
とにかく薬が効いて良かったの一言です。
その後は多少の気分の波がありましたが、
調子の良い状態が今日まで続いています。


今回は私が処方されている薬とそのエピソードを書きました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。